フロントパネルの構造

PICONの紹介記事で、装置のパネルはガラエポ基板の材料で作っていると書きました。もう少しパネルの構造を詳しく紹介します。

ケースの床に回路があってパネルの部品に同軸ケーブルやリボンケーブルで配線するという構造は配線が面倒です。鳩歩堂製品はプリント基板に垂直に付けるBNCジャックで基板をパネルのすぐ裏に取り付け、回路もなるべくここに押し込めるという構造が多いです。スイッチやポテンショメータはBNCジャックと高さが違う(より高いことが多い)ため、基板に孔をあけておいてあとで配線します。ロータリーエンコーダとLCDや7セグメントLEDが載っている基板はロータリーエンコーダのネジで基板をパネルに取り付けます。

まとめると下の図のようになります。
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LCDや7セグ部分は最外層の透明フィルムだけ残しておきます。スモーク板と書いたのはLCDや7セグが外光の反射で見づらくなるのを防ぐために貼ります。専用の板があるわけでなく、実際以前は下敷きを切って両面テープで貼っていました。今は下敷きを使いきったので、お茶の水のレモン画翠の建築模型材料のコーナーで買ったフィルムを貼っています。

LEDはパネル材料にだけ孔をあけ、デザイン画と透明フィルムには孔をあけず、デザイン画の紙を透過してLEDの光が見えるようにします。こうしておけば手作業による配線が少なくなり、基板を外すときにも楽です。パネル材料に孔もあけず、銅箔だけ除去し、ガラエポの内部で光が拡散するようにすれば一味違った演出もできると思います。別の方法として、大きめの孔をパネルに開けてゴムブッシュを取り付け、中心の孔にLEDを挿入することもできます。

必要に応じて基板を皿ネジで取り付けることもあります。このばあいはパネル材料の外側から皿もみしておき、皿ネジとスペーサだけ取り付けておいてからデザイン画を貼ります。

これはZeeKon4の一部。
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ノリタケアイトロンの蛍光ディスプレイ、LCD、ロータリーエンコーダ、LEDなどが付いています。


内側はこんなふうになっています。
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LEDが見えます。ピントがぼけていますが、左上の蛍光ディスプレイの前にスモーク板が見えます。

スイッチやポテンショメータはこんな具合。
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調節用の半固定抵抗や普段はいじらないロータリースイッチなどは、下の写真のcoarseの部分のような部品でフィルムとデザインの孔の縁を隠します。
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実はこれ、3φのLEDをパネルに取り付けるための部品です。何種類か出ているようですが、これはエーモン工業製、したがって車の装飾用を意図した製品ですが、見栄えがいいので使っています。中はこんなぐあいにロータリースイッチが付いています。
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