へんな色のコンデンサ

ご無沙汰してます。
2MHzの正弦波を作って状態変数フィルタの校正に供する、という前のネタは、その後他の案件が入って中断しています。その後の案件というのは100ns以下の500Vのパルスを作ってくれというもので、これをコンデンサで直流高電圧に重畳してさる実験に使います。回路のほうは近日紹介するとして、そのために買ってきたコンデンサが面白いので紹介します。

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耐圧15kV以上、100pF程度という目安で秋葉原に買いに行きました。まず日米商事に出物があればラッキーですが、残念ながら無かった。そうなるとラジオデパートの斉藤電気商会以外ないので、斉藤電気商会に行ってみると、15kV, 50pFというのがありました。しかし値段が8千円以上しました。2個あったので2個買えば100pFなのですが、値段が高いのと、世の中にほとんど出回っていないものを買い占めるのも恐縮なので、とりあえず1個買ってきました。

これはアメリカ製だそうです。両端の雌ねじが以前はインチネジだったのを交渉してやっとミリネジにしてもらった、とのことです。かつてはうちのオヤジは高周波精機という、洗足に本社があって甲府に工場があった会社のを使っていました。直径150mm位あるもっとでかい円盤状のやつでした。高周波精機は廃業してマンションオーナーになっていますよ、と教えて貰いました。大電力用のセラミックコンデンサは嘗ては東芝など大手も作っていたんですが、みんなやめてしまって不便な時代になってきました。

さてこれは結合コンデンサなので、その先の負荷容量が不明なのですが、負荷容量より十分大きければパルス電圧はほとんど負荷にかかることになります。結合コンデンサを100pFと見積もった根拠は、真空装置の内部の配線がどうなっているか知りませんが、どんなにあっても10pF以内だろうから、結合コンデンサが100pFならだいたい9割は負荷にかかるだろうということです。しかしまあ結合コンデンサが大きいほど負荷が異常放電て接地に短絡した場合にパルス発生器が障害を受ける危険が懸念が高まりますから、50pFの方が2倍安心だとも言えます。

これをフィードスルーに取り付けました。手前の細長いのは直流高電圧を印加する20kV耐圧の抵抗器です。機械的強度を高めるために両端にネジをはんだづけし、アクリルのパイプに入れてアラルダイトで固めました。

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おっと、今日のネタはこういう世間話ではなかった。早く終わりにしないと寝不足になります。では次の写真を見てください。

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色が違いますね。最初の写真が蛍光灯の下で撮影したもので、こっちの写真は太陽光の下で撮影したものです。デジカメ写真の色は肉眼で見た色と全く同じではありませんが、蛍光灯の下では緑色で、太陽光の下では薄茶色なのです。そして水銀灯の下ではこんなグレーになりました。

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こんな現象は初めて経験しました。紫外線を当てたりしてもっと遊んでみたいところですね。実験が一段落したら遊んでみましょう。

次の写真はフォトショップしてない証拠です。左側が太陽光で右側が蛍光灯に照らされている場合です。

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それではまた。次回はたぶんパルス発生回路について。

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