電圧リミッター付きピコン

まえに電圧リミッターの記事を書きましたが、それを搭載したPIコントローラを作りました。愛称はウィンピコンです。ある範囲に出力を限定するので、窓という意味でウィンピコンです。

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従来2系統あった入力を1系統に減らし、そのぶん空いたフロントパネルに±1V, ±2V, ±5V, ±10Vの切り替え式の電圧制限ユニットを増設しました。

これを作った理由は、これの出力をシグナルジェネレータ(SG)の外部FM入力につなぐのですが、アジレントのSGでは±2Vとかを超えるとオーバーロードになるので、その範囲を超えないようにしようというわけです。じつは現在は従来のピコンを使っているので、オーバーロードの表示が点灯してもそのまま使っています。たぶんSGが壊れることはないよね、と言いながら使ってきましたが、なんか不安なのでリミッター付きにしてほしいという要望が上がったのでした。

PIの演算は±15Vの電源電圧範囲内でOPA2277のスイング幅いっぱいで行われますが、出力だけ上記の電圧を超えた部分を頭打ちにします。ということは、フィードバックループがこのリミッターによって飽和した場合、リミッターが働いた後も積分の値は変化していくので、飽和から回復するのに時間が掛かるというデメリットがあります。かといって、比例成分もあるので、積分だけ止めてみても意味がないと思います。というわけで、単純に出力をリミットするようにしました。

回路図です。

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