電磁酒旨機の初号機

電磁酒旨機の記事に最近コメントをいただきましたので、初号機のコイルの写真をアップしてみます。

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アクリルの円筒にオヤイデの二重綿巻きリッツ線を巻いてコイルにしました。MOSFETはセンタータップから1ターン目に接続されているハイパワーなコイルです。

共振用コンデンサはネジ固定式の大型のセラミックコンデンサです。産業用の誘導加熱装置などにはこういうのが使われています。これなどはとても小型の方。しかし入手が難しいです。秋葉原の東京ラジオデパート3階の斉藤電気商会にあったらラッキーというようなものです。容量耐圧などが合わないことも多いし。

さて、コイルの上の方にはまっているリングにご注目。これは実際にコイルから交流磁束が発生すると誘導電圧で光るようになっています。

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LEDと抵抗で1ターンのループになっています。1箇所に耐圧が高いダイオードを1個だけ入れてあり、誘導起電力を半波整流します。LED毎に抵抗とコンデンサがいちいち付いていますが、コンデンサは平滑の意図があったようです。今は平滑コンデンサなど無くてもいいと思うのですが、そうすれば抵抗器も1個ですみますし。

それにしても、この回路は考えにくいです。いまでもよくわかりません。というのは、電源が分布的に存在するというのがどう扱って良いのかよくわからないのです。そのため平滑コンデンサを1箇所に置くわけに行かなくて8箇所に分散させたのだったと思います。

ところで、電磁酒旨機の記事に50Hzまたは60Hzの電源を使って非常に弱いパワーで予備実験する話が載っていますが、コイルの中に小さいネオジ磁石を入れると、交流磁界によってコロコロと転がります。もしお酒の容器としてチューハイやビールのアルミ缶をそのまま使うと、アルミ缶がショートリングになって磁界の侵入を阻みますが、周波数が低いのでその効果は無視できるかも知れませんし、できないかも知れません。もしそれをやろうとしている方は上記の磁石コロコロで確認してみてください。鉄缶は言うまでもなく不適です。

MOSFETによる高周波版では鉄缶は当然、アルミ缶でもだめです。必ず絶縁物の容器を使ってください。ハイパワーな発振器ではないので、缶が誘導加熱されることはないでしょうが、熟成促進効果も期待できません。

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この記事へのコメント

alps
2011年10月21日 21:44
先日は色々と教えて頂き有り難う御座いました。
こんな大きなセラミックコンデンサーがあるんですね。
それとトランスとコイルを使った簡単な熟成器が完成したので試してみた所アルコールの刺激感が減ったような気がします。後日もっとはっきり効果の分かる熟成されていないお酒で試してみようと思います。
久々の工作でしたが何か作るというのは楽しい事だなと改めて思いました。

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