XYスキャンアンプの改造
AFMのXYスキャン用のアンプを再び改修しました。Soft dBのオープンソースSPMコントローラを使っていますが、XYスキャン信号とXYオフセット信号が別々の端子から出力されるのがデフォルトだそうで、スキャン信号とオフセット信号にそれぞれ異なるゲインを掛けて足してやる方が使い勝手が良いため、そういう機能のあるアンプに改造したというわけです。
このアンプ、高電圧アンプの正体はAPEX社のPA241というオペアンプです。PA241は反転アンプとして使っています。フィードバック抵抗は200 kΩです。ふたつの入力のゲインを異なる値にするには、入力抵抗をそれぞれ異なる値にする必要があります。ゲインを1, 2, 5, 10と選べるようにするには、入力抵抗をそれぞれ20 kΩ, 40 kΩ, 100 kΩ, 200 kΩにしなければなりません( 40 kΩという抵抗器はふつうはありませんから、20 kΩの2直列にします)。X入力から-Xを作り、同様にY入力から-Yを作り、出力は4チャンネルになります。ゲイン切り替えはオフセットとスキャンそれぞれにロータリースイッチが1個ずつで4チャンネルのゲインを同時に切り替えるため、アナログスイッチを使いました。
これが改修前。
中身です。
パネルとメイン基板を取り替えました。
改修後。
このアンプ、高電圧アンプの正体はAPEX社のPA241というオペアンプです。PA241は反転アンプとして使っています。フィードバック抵抗は200 kΩです。ふたつの入力のゲインを異なる値にするには、入力抵抗をそれぞれ異なる値にする必要があります。ゲインを1, 2, 5, 10と選べるようにするには、入力抵抗をそれぞれ20 kΩ, 40 kΩ, 100 kΩ, 200 kΩにしなければなりません( 40 kΩという抵抗器はふつうはありませんから、20 kΩの2直列にします)。X入力から-Xを作り、同様にY入力から-Yを作り、出力は4チャンネルになります。ゲイン切り替えはオフセットとスキャンそれぞれにロータリースイッチが1個ずつで4チャンネルのゲインを同時に切り替えるため、アナログスイッチを使いました。
これが改修前。
中身です。
パネルとメイン基板を取り替えました。
改修後。
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