ライントレーサーの工作教室

P板ドットコムから届いたライントレーサーの基板と試作品。

画像


工作教室は昨日終わりました。

画像


画像


午前・午後それぞれ10人の主に小学生を対象に、2時間ずつ工作教室をしました。午前は男の子ばかり、午後は女の子8名、男の子2名。ニッパーを使ったりはんだ付けしたりの経験があったのは3名くらいでしたが、子供は上達が早いですね。トランジスタを逆に挿したりするトラブルが2件あったものの、全員が時間内に完成しました。だいたい1時間40分くらいで完成。後は用意したコースで走らせたり、模造紙に各自思い思いのコースを描いて走らせたりしました。完成品は牛乳石けん(バスサイズ)の空き箱に入れて各自お持ち帰りです。

イラスト入りの丁寧なテキストも用意。
画像


画像


回路の解説までする時間がないので、お持ち帰り用の読み物も用意しました。
画像


電気回路を「水回路」でイメージしようとする意欲作です。
画像


「水トランジスタ」を"発明"しました。
画像


小学生に対する科学・技術教育というのは皆無に近いのですね。自分の親が電子回路の仕事を自営でやっていたために子供の頃から科学・技術には飽きるくらい接していて、いままであまり考えたことがありませんでした。科学・技術教育に較べると音楽教室やスポーツサークルのほうがはるかに充実しています。

現在の工学部では物作りに興味がなかったり向いていない学生がたいへん多くなってしまいました。小学生の頃からプロの技術者や科学者に接する機会を作ってやらないと、この国の技術は遠からず枯れてしまいます。

しかし、機会さえ増やすことができれば10年くらいでどんどん結果が出る性質のものでもあります。

子供たちは技術だろうがスポーツだろうが、楽しいことならなんでもやりたいという、とても単純・無垢な好奇心で行動しているわけで、そういう時期の子供に技術のおもしろさを教えてやらない手はないと思うわけです。工作教室をやってみて改めて実感しました。

モンブカガク省に期待していたのでは時間が掛かりすぎるし、科学は取り上げられても技術は粗末にされそうだし、そもそも学校教育のフォーマットに翻訳されてしまっては楽しさも伝わらないとも思いますし、そんなわけで、われわれ技術者がもっと子供達に接する機会を自ら企画してでも増やしていくのがよろしいのではないかと、思うのであります。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

面白い

この記事へのコメント

okamo
2010年06月26日 01:13
youtubeで是非作り方を教えてほしいと申し出ました岡本と申します。美術大学を卒業致しまして現在作家活動をしております。大学では彫刻を専攻しておりましたので手先は器用なほうで、もの作りは得意な方ですが、プログラミング等の知識はまったく持ち合わせておりません。
そういった事を前提としてですが、以前よりライントレーサーに興味がありまして、それをツールとして何か出来ないかと考えておりましたところ、京都の芸術大学からワークショップの申し出を受けました。
そこで、8月の前半に小学生から高校生を対象とした美術のワークショップを企画しております。ワークショップ自体あまり経験がないのですが、企画の内容は、ざっくりいいますとライントレーサーに追いかけられながら大きな絵を描くというものを考えております。
なのでライントレーサーを企画側で数台準備して、子供たちとそれを使って、ゲーム的な手法を太マジックをもちいた大きな絵を描きたいと考えております。
そこでネットで色々と探しておりましたところ動画でのイメージ(トレーサーのスピードや大きさ)が一番近かったのが、ちょこまカーでした。
okamo
2010年06月26日 01:14
続きです、、

他のページも色々と見たのですが、出来合いのモノでは理想のものがなく、またキットにしてもプログラミングを含む作業となってくる為、回路初心者の私には手に負えないものとなっておりました。
いきなりで自己紹介もきちんと出来ておらず、ぶしつけなお願いとは思いますが、御指南頂けましたら大変ありがたいと思い、youtubeよりコメントをさせて頂きました次第でございます。
お力をお貸し頂けませんでしょうか。
もしお手元に工作教室等で行われました基盤や素材の在庫がありましたら少しお売り頂く事は叶いませんでしょうか。
返信お待ち申しております。どうぞよろしく御願い致します。
こういった活動を本当はトレーサー自体から制作するワークショップから初めていく事が本当は面白いのですが、今回は時間の関係でそういった事を企画に入れ込む事が出来ませんでしたが、うまくいきましたら少しずつそのような可能性を広げていきたいと考えております。
2010年06月26日 06:04
岡本様
 私も美術に関心があるので協力できれば嬉しいです。このレイントレーサーはプログラミングが必要ないので都合が良いだろうと思います。
 Youtubeのコメントを拝見したときはそのうちに作り方を詳しく公開しようかとのんびり構えていましたが、8月前半のワークショップに間に合わせたいということで急ぐ必要がありそうなので以後メールにて直接やりとりしたいと思います。右の方にメッセージを送るというボタンがあるので、そこに書き込むとウェブリブログから私宛にメールが来ます。その中にメールアドレスなどを書いていただけますか。
okamo
2010年06月26日 21:21
メッセージの方送らせて頂きました、届いておりますでしょうか?
お忙しいだと思いますがよろしく御願い致します。
2010年06月26日 23:51
メッセージ届いています。返事を書き出したらだいぶ長文になり、時間が掛かってしまいましたが、さっき返信しました。

この記事へのトラックバック