PICONの組立て(後篇)

すでにフロント部分は登場しましたが、PICONに使用するケースはタカチのMSシリーズです。MSシリーズは前後ともパネルが平板なので、加工が楽にできます。2mm厚のアルミのパネルが付属してきますが、それは使わずガラエポ基板の材料で作ります。
その理由は、
(1)鳩歩堂が勤める研究室には基板加工機があるのですが、2mm厚のアルミを加工するには適さない
(2)銅張積層板(基板の材料)は1.6mm厚が標準なので、デザインを印刷した紙や透明フィルムを貼るとちょうど2mm程度の厚さになる
(3)MSシリーズはアルミ製だが、パネルのアルマイトも厚いしフレームはしっかり塗装されているため、組み立てただけではパネルとフレームの導通がなく、シールド効果が薄い。銅張積層板は、はんだ付けができるので、パネルにはんだ付けで接地配線が可能。
等など。
MSシリーズには別売の専用シャーシ(床板)がありますが、PICONは主要回路が全部フロントパネルの裏にくっついていて、残るは電源だけですから、これはリアパネルの内側に取り付けることにします。

基板加工機で加工したリアパネルです。
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リアパネルには大した機能がないことが多いので、カッティングシートを貼ることが多いです。お茶の水のレモン画翠で買ったカッティングシート。秋葉原の帰りに買ってくるのに便利です。
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フロントパネルと同様、孔の部分はカッターで切りぬき、ACインレットの爪がかかる部分は内側を斜めにヤスリがけするとしないと抜けてきます。この手間をかけるくらいならねじ式の方が良いかも知れない。
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完成したリアパネルの内側&外側。
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電源ノイズフィルタが電源回路の裏に隠れています。鳩歩堂が勤める研究室では「原子間力顕微鏡」を開発していてスイッチングノイズは嫌われるので電源は古典的ドロッパー型です。3端子電源ICで十分なのかもしれませんが、オペアンプとダーリントントランジスタで自作です。オペアンプがLF411程度だとむしろ3端子の方がリプルが少ないような気がするのですが、OP07(秋月で100円)を使ってみると3端子よりちょっと良いようです。一昔前のオペアンプがとても安くなってますね。

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電源を配線してケースを組み立てると完成です。

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